すいとぴあ江南 展望タワー


▼TOWER'S Information
全高:57m
展望部分:47.25m
竣工:1994年9月
所在地:愛知県江南市草井町西200番地
訪問日:2012年3月11日

「すいとぴあ江南」 ホームページ http://suitopia.jp/index.html



すいとぴあ江南は、最寄の江南駅からは離れた場所にあり、以前は江南厚生病院で乗り合いタクシーに乗り換える必要があったのですが、現在は江南駅からおよそ1時間に1本の直通バスが運行しています。ありがたい話です。


早速エントランスへ、吹き抜けがかっこいいです。興奮しますね。


券売機でチケットを購入しましょう。
大人1人200円代と、お手頃な価格設定です。


こちらが展望室、通称スカイルーム
竣工年が1994年と比較的新しい割には壁や天井にシミが目立つような気もしますが…。
まぁいいでしょう(何様だ)。      


まずは、北東の眺め。雄大な木曽川が目に飛び込んできます。
すいとぴあ江南から見える現在の川は、天正14年(1586年)6月の洪水によって変遷されたもので、それ以前の幹川は、これより北を流れていたのだそうです。どんな大洪水だったんでしょうね。


次に、南東の眺め。特筆するものはありませんが、不思議とほっとする風景です。


名古屋方面を望む南側の眺め。左奥にうっすらとJRセントラルタワーズが見えますね。
右手前に見える大きな建物は、江南厚生病院。オレンジ色のラインがすてきです。


かなり白飛びしちゃってますが、こちらは西側の眺め。


よく目を凝らせば、ツインアーチ138を発見できるでしょう。



スカイルームの壁際には、展望タワーおなじみ、茶平工業の記念メダル販売機もあります。
ダイヤル式の刻印機がレトロ感あっていいですね~。                


すいとぴあ江南は、勤労者や市民のふれあい、交流を目的に、 水と緑のふるさとづくり事業の拠点施設として建てられたもので、宿泊施設や研修施設のほか、多目的ホールや展示室、大浴場などが整備されています。アクセスは芳しくないものの、木曽川沿いのいちタワーとして押さえておきたいところです。
     

以上、すいとぴあ江南 展望タワーでした。

ラ・レインボータワー


▼TOWER'S Information
全高:150m
竣工:1990年
所在地:岡山県倉敷市下津井吹上
訪問日:2012年3月20日





レインボータワーは、日本ゴルフ開発(株)の子会社によって建てられたホテル ラ・レインボーに併設するアトラクションとして活躍していました。瀬戸大橋の開通による岡山への観光客増加を見込んで、50億円をかけて開発されましたが、ブームの鎮火による経営難に陥り、開業から7年後の1997年には廃業。回転昇降式展望塔として世界一の高さを誇っていたレインボータワーも、今ではバブル期の遺構として、多くの廃墟愛好家が訪れるスポットとして知られています。




塔体はサビの温床に。


直径23m、150人乗りの巨大なドーナツ型キャビンが目を惹きます。 
三精輸送機製ということで、これは同社製の瀬戸大橋タワーと同じ仕様ですね。


ラ・レインボータワー 製品詳細データより。


以上、ラ・レインボータワーでした。

名古屋テレビ塔


▼TOWER'S Information
全高:180m
展望部分:100m
竣工:1954年
所在地:愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15
訪問日:2011年8月8日

「名古屋テレビ塔」 ホームページ http://www.nagoya-tv-tower.co.jp/



地下鉄「」駅から地上に出てすぐのところにあります、名古屋テレビ塔です。竣工当時と比べ周囲には高層ビルが増え存在感は薄れたものの、無骨ながら美しいプロポーションは、久屋大通公園のシンボルとして変わらぬ輝きを放っています。


設計は、東京タワーや通天閣など、名だたるタワーを手掛けた内藤多仲氏によるもの。事業者ごとのテレビ塔の乱立を防ぐため、東洋一の高さを誇る集約電波塔として建てられました。2011年の地デジ移行に伴い、現在は瀬戸デジタルタワーからテレビ電波が送信されています。


展望台(スカイデッキ)の様子。内部は鉄骨が突き抜けており、やや圧迫感のある空間です。
しかし、角度のある展望窓で、幅広く景色が見渡せるよう工夫されています。


こちらは、オープンエアのスカイバルコニー
以前は、展望バルコンと呼ばれていました(こっちの方が好き)。風通しがよく気持ちいいです。


迫力のあるアンテナ群も仰ぎ見ることができます、メカニカルでかっこいい!


南側の眺望。中央に走るのは、全長2kmにも及ぶ久屋大通公園。名古屋市の木であるクスノキで統一されており、都心のオアシスとして、年間を通して様々なイベントが催されています。


東側の眼下には、水の宇宙船を中心とした複合施設 オアシス21が広がっています。
トップ画像は、こちらの展望台から撮影したものです。


ミッドランドスクエアJRセントラルタワーズなどを望む西側の眺め。



名古屋市役所を望む北側の眺め。


電波塔としての役目を終え、アンテナ設置料などの放送関連収入が減少したために、一時は存続も危ぶまれた名古屋テレビ塔。イベントの開催地や情報発信の場として、第二の人生を歩み始めています。


以上、名古屋テレビ塔でした。

東山給水塔


▼TOWER'S Information
全高:37.85m
展望部分:27m
竣工:1930年3月
所在地:愛知県名古屋市千種区田代町
訪問日:2011年8月8日

「東山給水塔」について(名古屋市千種区)  




市営地下鉄「覚王山」駅から歩くこと15分。住宅街からひょっこりと顔を出す可愛げなフォルムのタワー、東山給水塔が見えてきます。 特徴的なその外観から、ムーミンの家とも呼ばれているようです。千種区覚王山一帯に給水するための配水塔として昭和5年に建設され、昭和48年まで利用されました。現在では、災害時の応急給水施設として活用されています。


早速中へ入ってみるといきなりコレ。
可愛く作ろうとして作れなかった感ある(笑)


ぐ~るぐると階段を上っていくと、おわん型のタンクが出現!深さが7.2mもあるこちらの貯水タンクには、約300m³の新しい水が常に蓄えられています。どのくらいかと言いますと、大体10万人分の飲料水を確保できるとのことです。すごい。


ほんっとに頭上注意です。


触るととひんやりしていて気持ちいいですよ!


こちらが展望台、タンクをぐるっと囲むように設置されています。


まずは、テレビ塔名古屋駅を望む西側の眺め。


続いて、北側の眺め。
年に1回でもいいので、手前の広場で寝転びながら給水塔鑑賞したいところです。


遠く御岳山を望む東側の眺め。


平和公園アクアタワーを真横から撮ることができます。


そして南東方向には、マンションの間から東山スカイタワーを確認!忘れずに!


最後に、北側の眺め。手前に見える日泰寺は、日本で唯一、いずれの宗派にも属さない寺院で、タイから贈られたお釈迦さまのご真骨も安置されているそうですよ。



1階には、ミニミニ資料館や応急給水施設図などがあり、水道のお勉強にも使えそう(?)です。                                      
さて、こちらの東山給水塔、実は春分の日水道の日(8月1日)限定で公開されるタワーなので、ご検討の際は注意して下さい。なお、名古屋市上下水道局の管理する鳴海給水塔猪高給水塔
も同じ日に公開されているので、そちらもお忘れなく!

※配水池新設のため、26年夏の公開は不明。 


以上、東山給水塔でした。